夢を見ていた

新たな世界を創造するブログ

絵本

実家から持ってきているお気に入りの絵本2冊。

おつきさまあそびましょ

作/絵 ニコレッタ・コスタ

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 この鳥が、毛むくじゃらの(コートを着た)おじさんエドワード・ゴーリーの鳥みたいで好きです。レースみたいなこまごました無意味な(笑)装飾とか、大好物です!

 

コンタンとみみこちゃん

作/ 鈴木ひろ子

絵/ 岩本康之亮

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 これも兄のかと思っていましたが、これは私の名前が書いてありました。

色あせていてわかりづらいですが、グリーン×パープルの組み合わせがとっても素敵なのです。いまでもこの色の組み合わせには目を奪われます。

 まぁ、色の組み合わせは楽しくてどれもこれも素敵なんですけどね。数が増えるとカオスになってくるので色決めが大変です。

 ずっと白黒で漫画を制作していたので、いざイメージのまま思う通りに塗っていくと偏りが出たり、印象が変わってきたりして戸惑います。線もそうですけど、色相も自分の理想や好きなものと自分が描ける、あるいは持ち味とのすり合わせが中々大変です。

 

 

 余談ですが、上記エドワード・ゴーリーは大人になって知った作家さんです。華々しき鼻血(柴田元幸 訳)という絵本を持っています。「らんしん ひろまを かけぬける」がドップラー効果でおじさんの雄叫びが脳内再生されます。他にも書きたいけれど、ほぼ全部になるのでやめておきます。

 なにやってんだよ…と言いたくなるような、じわじわくる可笑しみが詰まった本ですので、気になった人は見てみてね。